ホテル・旅館の防火・避難規定

界壁・間仕切壁、用途による耐火建築物等要求、廊下の幅、居室から直通階段までの距離、2以上の直通階段、避難階段の設置、排煙設備の設置、非常用照明装置の設置、内装制限、屋内階段の寸法などについて規制があります

ただし、2階以下・200㎡未満の規模の戸建住宅をホテル・旅館とする場合、通常、住宅用防災警報器などの設置で対応可能となるよう規制を緩和している他、 共同住宅をホテル・旅館とする場合、通常、居室への非常用照明装置や住宅用防災警報器などの設置で対応可能となるよう規制を緩和しています。

建築基準法上の防火・避難規定(国土交通省資料より)

消防法にも注意が必要

 建物の防火設備や防火体制に関しては、消防法にも規定があります。消防署に届け出を行う際には、当該建物の設備が消防法令に適合している必要があります。

 当サイトでは消防法についても解説しています。是非ご覧ください。